タイピングソフトは、一般のパソコン用ビジネスソフトに比べて低価格です。作る方もそれほど難しい技術が必要なわけではないので、おそらくキャラクターの版権(使用料)などが大半を占めるのでしょう。
そんな市販のタイピングソフトを紹介します。あくまで執筆時点でのソフトですがご容赦を。
■北斗の拳 激打ZERO(エス・エス・アイ・トリスター/標準価格2,980円(税別))
いきなり濃い内容のものを紹介しますが、私のような30歳前後の男性にとって、北斗の拳は圧倒的な人気のマンガでした。その世代が購買層なのでしょうが、なんとシリーズ累計50万本以上売り上げている大ヒットソフトです!
劇中のセリフや言い回しがなじみ深いので、指も実に良く動きます。「お前は既に死んでいる」という文章を仕事で使う事があるのか?というツッコミが入りそうですが、タイピングに重要なポイントの一つに、「入力する文章をスラスラと頭に浮かべることができる」ということがあります。
指の動きを覚えるのに、文章を頭に思い浮かべる段階からつまずいていては上達はおぼつきません。まずは頭に浮かべやすい文章から練習するためにも、こうした一見実用的でないものの馴染みのある文章で練習するのは有効ですなの。
この「北斗の拳 激打ZERO」は超初心者用なので、少しは自信がある、という人は「激打3」(標準価格5200円)の方がいいかもしれません。
■「おやじの挑戦 男のタイピング術」(メディアカイト/1980円(税込))
商品名からも分かるとおり、年配の方向けのタイピングソフトですが、家族の前で堂々と練習するのは控えた方がいいでしょう。
なぜなら(往年のAV女優等の扮する)「美人講師」が艶やかに指導してくれる上に、良い成績をはじき出すと「ご褒美画像」まで拝めてしまうという、コンセプトが(エロ)オヤジ向けのソフトだからです。
「昨日の夜は何してたの」という文章は、オヤジではなく、オヤジが大好きな若い女性が使うのでは?という疑問もありますが。
エロスを原動力にすることで驚異的な集中力を発揮できる方は、このソフトで楽しく練習しましょう。あ、部屋の鍵を閉めておくことを忘れずに……。音声はヘッドホン推奨です。
■「タッチタイピングが一週間で超完璧にマスターできるソフト」(トリスター/標準価格4179円)
あまりチャラチャラした内容のものはちょっと……、という真面目な方には、落ち着いた内容のこのソフトがオススメです。
「1週間で超完璧」という商品名を真に受けて、1週間で出来なくても諦める必要はありません。1ヶ月かけても、2ヶ月かけてもいいので、焦らずしっかりと練習していけばいいのです。
タイピング課題の文章も、日常生活ではおよそ使わないであろうものばかりの他ソフトとは違い、仕事でよく使うものを中心に出題されます。
また、ワードやエクセルなどの仕事で良く使うソフトで使える便利なショートカットキーなどを絡めた練習もでき、実用性は抜群です。
■「聴加速タイピング」(河合楽器製作所/5250円(税込))
これは楽器メーカーのカワイらしい、音で上達を促すというタイピングソフトです。
基本的なタイピング練習機能は一緒ですが、練習中流れるBGMがタイピングの正否、速度によって変化するのです。正確にリズム良くタイピング出来ているうちは、心地よい音楽が流れますが、ミスタイプしたり詰まったりすると、リズムが狂って何ともマヌケなBGMになります。
これが結構屈辱で、「いい音を流し続けよう!」という意識が働いて、高いモチベーションを維持することができます。脳が活性化するという触れ込みもあり、こちらの効果のほどは不明ですが、リラックスして練習することが可能。日頃ストレスを溜めている人にはオススメです。
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